大切なものほど、遠くから考えること

とある人が、社会人に必須のスキルは「さも仕事をしているように、仕事をサボること」と言っていました。私も今日はいつもどおり、仕事中に隠れてネットサーフィンをしていました(´ー`)y-~~。そこでたまたま見つけたのが、「ジョン カミナリ」さんという方のゲームレビュー記事です。勇者30というゲームのレビューでしたが、その勇者30というゲーム自体よりも、ジョン カミナリさんの個性がすごくお気に入りになりました!!なんか、久々に感動しました(TーT)
http://game.watch.impress.co.jp/docs/review/20090702_298903.html

何に感動したかっていうと、ジョン カミナリさんはイタリアから来た役者さんなんですよ!何で日本に興味を持ったかというと、ゲームが好きだったから、FFやゼノギアスの台詞を理解するために日本語を勉強したという・・・そうだよね!やっぱり何かを好きになるってことは、それに対して情熱と偏見ある愛情を掛けて、他のあらゆることを止めてでも極めるために努力するっていう気持ち、コレが大切なんだよねっ♪ 日本ではこういう人に対してとても冷たい。お恥ずかしながらジョン カミナリさんがブログでご指摘する通り、日本は情熱や才能、開かれた世界に対してとても冷たいです。
大切なものは失って初めて気づくことが本当に多い。それを所有しているときから、本質について気づいている人なんて絶対にいない。失ってみて、自分がその世界に戻れないほど離れてしまったときに、「どうすれば以前大切だった”それ”がもっと良くできるか」を遠く遠くから考えることが、本当に”それ”を大切にするために必要なことだと思います。”それ”は、たとえばゲームのような趣味でもスポーツでも、はたまた言語でも価値観でも構わない。日本人は成功を積み重ねすぎているから、失敗するのに臆病なんだ。だから、全力を掛けて失敗して、それでも離れたところから延々と”それ”について思考して行動できる人がいない。挫折を恐れて、何かを深く追求することよりも広く満遍なく物事に取り組み、選択肢の幅を広げることばかり考える人が多いです。自分の本質は何だったのか、思春期のころ、いったい自分が何に夢中で頑張っていたのかをもう一度思い返してほしいです。私は中学生のときにマライア・キャリーが流行っていて、歌の歌詞の意味を知りたくて英語を勉強しました。私は大学に入って、初めてパソコンに触れて、ゲームも音楽も何でもできる!と感動して、独学でいっぱい勉強しました。それで大学院に入って一生懸命情報工学を勉強しましたヨ(≧∇≦)b☆ それが、本当にそれだけが今の私を支えている全て、です。
日本を大切にしようと思ったら、日本から離れた海外から日本について考えるくらいでは全然足りないです。もっともっと離れて、月から青い地球を見て、地球と人間が共生するために日本にできることについて考えるくらいの視点で考えてこそ、本当の日本思いだと思います(´ー`)

あとがき

以前、2000年頃に、私は海外の無料Webホスティングサービスを利用していました。それは、当時、日本のWebホスティングサービスの技術・サービス内容が遅れていたからです。そのとき、良く海外の掲示板を見ていました。そこには、日本について

i with i were a japanese, ...

と、うれしそうに日本大好き!とか、日本人に生まれたら人生バラ色だった!と書かれていました。だから、もっともっと日本のみなさんには自信を持ってもらいたい。「どうだ、俺、オタクだぜ〜!すげーだろ!」って感じでね(´ー`)b☆ (煽っているわけではなく、本心です。日本人が思っている以上に、日本の”オタク”文化について、他国では本当に理解があります。) 私はその書き込みをみて本当に感動して、少なくとも3年間くらいは覚えていました。いつも結構仕事が忙しくて、こうやってブログに書き込む時間も取れませんが、今日はジョン カミナリさんのブログを見て感動したので、夜ご飯を食べずにブログを書くことにしました(´-`)
ちなみに、私はPSPは持っていないので勇者30のゲームの良し悪しはわかりませんが、ジョン カミナリさんのレビュー記事に同感です。最近のRPGは恐竜のように長編・美麗化しましたが、逆に言うと贅肉がつきすぎていて初心者を突き放しているように思えます。