変わらないもの、変わってしまうもの

以前、後輩から尋ねられたことがずっと頭の中に残っています。

shialaさんの日記に、「以前と運命が変わってしまいました」という文がありましたけど、一体どうしてですか?

という内容だったと記憶しています。なるほどねー。とても良いことを聞くなぁ、とか感心していました(笑)。見ているか分からないけど、このblogの中で返信してみます。
端的に結論から言ってしまうと、それまで溜め込んでいた夢や憧れを行動へ変換してしまった、ということだと思います。このblogを書き始めた当初と今を比べると明らかに今の方がモチベーションが低くなっていますよね(笑)。そりゃそうだ。色んな人を見てきたけれど、その人の運命を決めるのは、夢や思いを行動へ移すことが出来るかどうか、だと私は思っています。私はたまたま、ソフトウェアの応用研究をしたいという想いを行動へ移す機会に恵まれました。二値論的に語ってしまえば、モノと時間がシーソーのようにバランスしているように、想いと行動がバランスしていると考えています。以前からボロボロのノートパソコンで作り続けてきた手製のプログラムとその成果が認められるかな、って初めの頃は不安だらけでしたよ(笑)。いつも研究室で話していたかもしれないけれど、私は自分の日頃の言動からみえるほど、自分に自信があったわけではないんですよ(≧∇≦) むしろ自信なんてあった試しがありません。結局私がT山県で行ってきた研究は、今から4〜5年ほど前に考えたアイディアと蓄積されたプログラムの結晶です。ホントですよ(笑)。
T山県に居るあいだは、ずっと溜め込んでいた想いをアウトプットする作業に没頭していました。こればっかりは本当に感謝しています。私は成果をあげられなかったけれども、想いを行動へ移す機会をいただけたことは、私には運命を変えてしまうくらい大きかったんです。なぜって? 想いを抱え込んでいるだけでは拘泥して拠れてしまうから―
あ〜、もっと論理的に話したかったけれど、内容自体が観念的なのでこうやって話すしかないですネ(T∇T)
ちなみに、今の私は、夢や想いを蓄えるフェイズであります(笑)。あこがれが欲しいです。。。