力の象徴

ちょうど私が大学へ入学した頃は、会社の新卒採用面接のための履歴書に、「趣味:インターネット」なんて書くと格好良いって思われるような、そんな時代でした(≧∇≦)b だからどうした、って言われそうですけど、私もはじめはテレホーダイでがんばってインターネットをしていたものです。その頃のインターネットに対する情熱は、本当に今でも考えられないくらい強くて、その後の私の考え方に強烈なインパクトを与えたものです。しかし、実際にもうすぐ30歳って感じの年齢になると、日々の生活に追われてしまって、あれほど楽しかったインターネットも趣味としても維持できなくなってしまいました。だから、私は冬の(ちょ〜少ない・・・)ボーナスでパソコンを買いました。以前持っていたあの頃の情熱を忘れないように、テレホーダイのときに嬉々として飛び込んだ、夜の制限されたインターネットの楽しさをもう一度手に入れるために。
私は、大学に入学したときに初めてパソコンに触れたときの、あんな情熱が欲しい。特に何かのスポーツがすごくできるわけでもなくて、かといって勉強がトップというわけでもない、何事もそつなくこなしてきた自分が、もっとも充実した時間の中で全力で取り組んだものがパソコンだったのかもしれません。そう、私にとって、パソコンは力の象徴だと思います。そういう人は今の時代にはとても多いんじゃないかなぁ。
でも、そんな力は自分のキャリアを考えるとあまり必要なものではありませんでした。悲しいことに。しかし、時として人を動かすために誇示する力として役に立つときがあります。その程度です(T_T)