近頃の読書

最近は本を読む時間もあまり取れなくて、全然ご無沙汰していましたが、あるページを見たのがきっかけで再び読書熱が沸いてきました。カポーティの「遠い声、遠い部屋」やプルーストの「失われた時を求めて」を読んでいます。読んでいますが、本当に限られた時間の中で、それこそ時間の片隅で何とか読んでいる感じです。
最近は文章に対する感受性が落ちたな、とよく思います。本当に悲しいです。以前は頭の中で様々な詩的な言葉が湧き出てきたのに、今では全然ですね┐(´〜`)┌
鈴木道彦さんの完訳版「失われた時を求めて」が先日、文庫本で出ました。これは本当にうれしいです! 小説好きが一度は読みたいと思う作品ですが、今までは要約版が文庫本で出ていた程度で、名作の割に読む機会の少ない作品だと思われます。
まだまだ序盤ですが、雰囲気としてはゲーテファウストの方が私は好みですね。また読み終わったら感想を書こうと思います。