2005-01-23 私は丘の上から花瓶を投げる しん、とした蒼鉛色の空をじっと見つめる。静かに雨が降り注ぐトンネルを抜けて街へ繰り出す。スクランブルの中心でふと立ち止まって、空を見上げてみた ― こんなに空が高かったっけ。