夢は方舟に曳かれて

2004年も終わりのようです。年の区切りに対して、私は感慨深く抽象的な哲学論を語る時代を既に終えてしまっているようで、31日になってもあまりに客観的に過ごしていました。掃除をして、部屋にあった要らない本は全部売却しました。本当に必要なものなんて、きっと僅かしかないのです。
さて、こんなブログで自己満足よろしく今年の反省と来年の抱負なんて書くつもりはさらさら無いので、あんまり書くこともありませんが、今年になって気づいたことでも書いておきます。

    1. ”普通である人”というのは、一切合切の才能が無い人のこと。一つ残らず才能が無いとしたら、おめでとう! あなたは普通の人です。才能は人を狂気に走らせる。幸せに生きたいと思ったら、才能なんて無い方が良い。
    2. 社会の上部構造と下部構造について。金持ちは金持ちとしかつるまない。とてもシンプルで判りやすいルール。電車から見渡せば3〜5階建の雑居ビルが沢山見えるけれど、フツーに働いていたんじゃ一生掛かっても買えやしない。持っている人は4個も5個も持っているのに。似非公平感で雁字搦めに固められた蜘蛛の巣のような社会構造。ココではあんまし詳しく書かないけど。
    3. 人は判らないものに出会ったとき、以下のどれかの行動をとる。(1) 逃避する (2) 立ち止まる (3) 敵対する

私は報われるために努力をするタイプではないから、皆の気づかないところで殆ど無駄と思しきことばかりしているのだけれど、先日、とある人に一見してそのことを気づかれました。『きみはシード型なんだね。』って。すごいね、たったの15分ほど話して其処まで気づかれたのは初めてかな。シード型なんてうまいメタファーですね(笑)。
とにかく、去年は非常にバタバタしていたけれど、今年はとても安定している年でした。では皆さん、良いお年を(´ー`)

そして一時の安息の日々を―