XXXHOLiC

同期から借りて読みました。何故か会社ではCLAMPブームです(笑)
新しく [漫画] のカテゴリを作成しました(≧∇≦)
1〜9巻まで読みましたが、確かに内容は面白い!ですけど、東京BABYLONに引き続いて読むと、CLAMPのパターンが見えてきました。まず、以前良くありがちであった、”憧れの対象を海外へ求める”のではなく、舞台は身近に設定されていて、非日常の部分を不可思議な現象に求めているんですね。
まぁ、そんな理屈はどうでもいいとして、このマンガはなかなか面白いです! 絵がやけに静的な感じがしますが、雰囲気にぴたりとあっているかと思います。万人に受けるように様々な配慮が感じられますねぇ( ̄ー ̄) 非常に丸い印象です。
私はきっと、侑子さんの店には入れないだろうなぁ、とか思いながら読んでいます。悩んでいて祈るくらいだったら行動してしまうリアリストだから(笑)。
面白さを簡単に説明するとしたら、

現在の人々の悩みを、擬人化された霊的な世界へ昇華させて解決してゆくプロセスに、ヒューマンドラマの面白さとファンタスティックな面白さが折り重なっているから。

ということでしょうか。毎回短編で終わりますが、全体を通じて主人公四月一日の問題解決とツバサとの物語のシンクロの3本の軸があります。この辺が東京BABYLONっぽく、CLAMPっぽいです。

追記

傘をぎゅっと抱きしめているシーンと、言葉に縛られた姉妹の話がよかったです(≧∇≦)b