フリッカー式 〜 鏡公彦にうってつけの殺人 〜

読んだヽ(´ー`)ノ
佐藤友哉の処女作です。講談社ノベルスの新しい流れをもろに感じる作品です(笑)。舞城王太郎佐藤友哉西尾維新らが書く作品は、彼らとちょうど同じくらいの年齢の社会通念をふんだんに盛り込んでいるから、それが分かる人が読めばきっと面白いけれど、全く自己完結性のない話ですネ(ぇ。
とまぁゴタクは置いておいて、金曜の帰りに買ってからそのまま読んでしまいました。ユヤタンです(笑)。導入部分が面白すぎるので一度読んだら止まりません。でも、最後は?!なので、ストイックな人がみたら怒るだろうな〜的な印象です。ミステリーではなく、青春エンタとして読みましょう。ただただ読むのが好きな人や、「ちょっくら読書ってみるかな」ちっくな人にオススメ。コテコテのミステリ好きや、ハヤカワSFをむさぼるように読んでいる人には全くオススメできません(><) 俗っぽく言うと、すげー今風の小説です。
ツラツラと読んでいるのが楽しい作品でしたん♪ ユヤタンの”10代の全てを90年代に過ごした”っていうキャッチコピーがとても面白いです☆
ああ、それにしてもネコソギが待ち遠しい・・・まさか今年中に一冊も出ないとは思いもしなかったorz