詰まらない価値観が芸術を台無しにした

このブログを見ている人は、きっと芸術になんて興味ないでしょう(ワライ)。折角日本にいるのに勿体無いです。日本には無数の美術館がありますが、それがどんなに凄いことか国民の殆どは全然分かってません。
戦後の高度成長期では、国民はまだ芸術に強い関心がありました。そしてバブルの時代に日本の企業は世界中から美術品を買い漁ったんです。経済戦争の勝利の成果という奴ですね。だから日本には世界中の美術品があり、そこらじゅうに美術館があるんです。外国からはそのことをずいぶん怨まれていますが、そんなことは露知らず、芸術に無頓着も良いとこで全くの無関心なのが現状です。美術館というと、何だか天下りの温床になってそうなイメージがあるかもしれません(笑)。
以前、そんな風に美術館を見直したことがあって、近所の美術館に行ったんですが休館日で閉まっていました┐(´ー`)┌
美術品を楽しむには、時代背景や作者よりも何よりも、まずは宗教について考察しなくちゃいけません。なんだかんだいっても日本の美術品であれ西洋の美術品であれ、多くは暗黒の中世の祈る日々に夢想して作られたものが多いのです。