ひぐらし

時間がなくて、まだ解決編はやっていませんが、1-4話まで読みました。
一話一話単体ではミステリーではありませんね(笑)。いや、全部合わせてもミステリーではないかもしれない。バックボーンに細い細いミステリー要素があって、それを様々な要素で太くした感じ。ミステリーを良く読む人なら、

バラバラ殺人は、被害者の入れ替わりを疑う
双子は入れ替わりを疑う

って見た瞬間思っちゃいますね。いや、解決編を見てないのでなんとも言えませんが、ミステリーに求められているのは、

論理的だけれども、意外な真相

ですので、其処でもう矛盾があるんですね。
一話目の恐怖は、理解できない恐怖。「何で知ってるの?」って。初めは怖くて本当に楽しめました(笑)。恐怖は、理解不能でなければなりません。
二話目は、最初に部活でシンパシーゲーム・・・そして、双子の登場(だからきっと連絡取りながら入れ替わりするんだなぁってわかるw)。もう王道の王道、ベタベタな展開。でも、基本はしっかりと周到したストーリー展開。
鬼隠し編: 起
綿流し編: 承
祟殺し編: 転
暇つぶし編: 結
地域に溶け込むためには通過儀礼が必要です。本作では、それが部活であったり、綿流しであったりと、良く出来ているなぁと感心してしまいます(≧∇≦) 最近感心しっぱなしですねw ゲームというと、もっと適当にシナリオ組んでいるっていう先入観が否めません(笑)。しかし、部活でのゲーム一つ一つにメタファーの意味があるのが驚きです。
目明し編罪滅し編をやる前に、メタファーの一つ一つを拾っていくのがこのゲームのやり込みかなぁ。でも、話の序盤はいつもダレているので、アレをもう一度やる元気がありません・・・(T∇T)