BC公園で捕まえて

みなさんは自分の理解の範疇を超えたものに出会ったとき、どうしますか? それは奇妙な形をした虫に例えると分かりやすいでしょう。見たこともない虫をみると、とても気持ち悪くなります。そのときどうするか? これが一番問題となるのです。

    1. その虫を踏み潰すなり、殺虫剤で殺す
    2. びっくりして逃げる
    3. 離れたところから様子を見る

大体この三つの行動をとります。以前の日記で似たようなことを言ったのだけれど、人を見ていると、行動パターンはこんな風に分類することが出来ます。何でそんなことを言うのかというと、きっと自分はその"虫"に該当するだろうなぁ、とふと思うときがあるからです。(虫というメタファーに対して、お前はソクラテスかよカフカかよ、と反射的に思ってしまった方ごめんなさい。別に他意はありませんヨ。そこまで深読みするアナタに萌えw)
そこで気持ち悪いと感じる対象がなんなのかということが極めて大事です。別に虫が本質ではないから、忘れてしまって構わない。一番最初に言ったように、理解の範疇を超えたものに出会ったとき、必ずこのような行動を取ってしまうのです。なぜなら、それが何であるのか理解できないから。前述の3つの選択肢を見ると、それぞれアクションが違いますよね。当然、その”虫”の種類によっても、また本人の性格によっても異なるわけです。あなたは自分がどのタイプなのか想像してみてください。

虫を殺すタイプ
これを実際の社会で当てはめると、いじめですね。いじめていじめて殺してしまう。何でその人をいじめていたんでしょうねぇ。周りがみんなその人を苛めていたから? 全くそんなものは理由になりません。正当な理由が話せないほど、観念的な衝動に駆られていた理由は、ただ一つ。その人を理解できなくて怖かったから。そして自分の方が優れていると思ったから。自意識過剰な子供じみた本能的衝動。
逃げるタイプ
虫を殺すタイプで、その人が自分よりも圧倒的優位にいて、強い場合。あなたは一目散に逃走する。とことん遁走する。その虫から、逃げて逃げて、逃げ続ける。
様子を見る
その虫を疎外するタイプ。虫かごや採虫瓶に閉じ込めて上から見下ろすか、無視して相手を疎外する行動をとる。決して、その虫を殺そうか、あるいは逃げようかを迷って立ち止まっているわけではない。

とまぁ、こんな風に考察できるわけですけれど、何か感じるところがあったでしょうか?ちなみに、私は何にも感じません。自分で書いたのもあるけれど、本質的に私は虫の方の立場だからね(笑)。
分かっていると思うけれど、人は誰もが虫の立場なんだよ。それで、どうして私がこんなことを言うのかというと、このような話を聞いて、終始自分が人間の立場であることを信じて疑わなかったような傲慢と自意識がとても嫌いだからです。だから私は食って掛かる。アブなんて生易しいもんじゃない(笑)。だけど、もちろん、私は”人はもっとすごいんだよ”と信じているから、こんなことを言うのです。それこそ自意識過剰だけれど、まぁ、私みたいな人が居ても良いでしょ♪(マテ
みんなは怠惰な日々の暮らしに飽き飽きして、何か刺激や才能を欲しがるけれど、私は逆に普通になりたい。そう願っているけれど、絶対に普通に生きられない。どうして他人は私の欲しがるものをいとも簡単に捨ててしまうのだろうねぇ┐(´〜`;)┌
最近[戯言]っていうトピックにしているけど、もちろん戯言遣いいーちゃんから取っています。