光と風の集まる場所

昨日は大学の時に入っていたサークルの同期と一つ下のみんなと集まりました。何だかもう数年逢っていないようなそんな感覚がありました。新しいことを覚えていくと、知らず知らずのうちに思い出は忘れ去られていくものですね。両手いっぱいの夢や涙が指間から零れ落ちていくように・・・
何よりもみんなが楽しそうにしていたら、それだけで楽しいよ。
そこで、話は渡辺美里等の80年代のヒットソングへ… んで、めっちゃ気が合う! うれしい(≧∇≦)ノ☆ よくよく聞いてみると、みんな兄弟構成とか同じだったり血液型同じだったりして、似たり寄ったりの環境で育ってきたんだなぁと、ついついにやけてしまいます。例えばこんな話。

10数年前の友人のことをふと思い出した。そこで電話しようと思い立って電話をとろうと思ったその瞬間に電話が掛かってきた。相手はまさにその友人だった。
『元気してた? ちょうど今君の事を思い出して元気しているかなって思って』
『ちょうど私も掛けようかなって思ってたところだったんだ』
『へぇ〜、偶然だね〜』

奇跡というか、そんなほほえましい偶然があるのかも知れないのですが、それって本当に偶然思い立ったものでしょうか。もっと言ってしまえば自発の観念なんてあるのでしょうか。もし、たまたま二人ともテレビを見ていたとして、偶然10数年前にヒットした歌の特集が流れていたとしたら? 音楽によって、良く二人で遊んだ思い出がフラッシュバックしてきたなんてこと、考えられたりして。でも理由なんてどうだって良い。同じ時間を同じ場所で同じ感情を共有できることが一番楽しいのだから。
まぁそんな話は置いておいて、そんな瞬間は光が其処に集まるような気がして、非常に好きなのです。あの頃の私だったら、本当に何でも出来るような気がした― 水の上だって歩けるような気がしたんだ!
それで、零れ落ちた夢の欠片を一つ取り戻せたかな。