クサチュー語とギャル文字

この前テレビで観たり、Internetのニュースサイトの記事で見かけたのですけれど、ひらがなの『た』を『+=』って書くような”ギャル文字”が流行っているとか。でも、ちょっとまって! 私の中だと、こういった文字は数年前からあって、しかもクサチュー語って呼んでいたのですけれど・・・(汗)。今になってギャル文字っていうのには爆笑です。しかも、ニュースサイトやテレビではひらがなの次の文字革命だとかべた褒め状態! だけどね、それって掲示板とかに詳しい人ならば結構前からあったもので、しかも今は殆ど使う人がいなくなったような死に語なのに…
ちょっと話が変わって、インターネットというかパソコン通信が流行りはじめたとき、(当時は私はパソコンに触ったことも無かったのだけれど)ニフティーサーブで"顔文字"って言葉が使われ始めたそうです。だけど、その顔文字に対してはひどく凝り固まった意見ばかりで、例えば『若者は本を読んでいないから感情を文章で表す事が出来ない。だから顔文字などをつかうんだ!』『漫画ばかり読むな』なーんて、ひどく稚拙な批評ばかりでした。それは違うよね。文章を読まなくなったから顔文字を使い始めたっていう時点で、それはトートロジカルなインプリケーションではないだろうし、元はといえば"くだらない本しか売っていないから"本の人気がないのではないですか?(笑) 今は公然として、素人が文庫本を出すなんて事は偉業であるし、奇跡にも等しい、紙のように薄い確率ですよね。何が小さな巨人だよって(笑)。まぁ、その辺の事は、インターネットが普及してきた今となっては出版社も相当喝が入っているでしょうから、ココでは割愛します(--;)
その言葉が良いか悪いか、善か悪か、なんていうことは、パラダイムが決めることで、良し悪しなんて刹那を生きている私達にとっては、どうでもいいこと―
言葉は流動的だから、言葉なんですよ♪
最後にクイズ。『さくら』という字は『桜』と『櫻』のどちらが"きちんとした"言葉でしょうか?(笑)